熊本市住宅政策課マンション管理支援班から「マンション管理通信 Vol.2 2021.4」が発行されました。令和3年度(2021年度)に熊本市は「マンション管理適正化推進計画」を策定し、令和4年4月から認定制度をスタートします。
マンションの適正管理のための法整備は諸外国に比較して大きく遅れていましたが、やっと「マンションの管理の適正化の推進に関する法律及びマンションの建替え等の円滑化に関する法律」が施行されます。背景として、国は、「築40年超のマンションは現在の約81万戸から10年後には約2.4倍の約198万戸、20年後には約4.5倍の約367万戸となるなど、今後、老朽化や管理組合の担い手不足が顕著な、建設後相当の期間が経過したマンションが急増する見込みです。老朽化を抑制し、周辺への危害等を防止するための維持管理の適正化や、老朽化が進み維持修繕等が困難なマンションの再生に向けた取組の強化が喫緊の課題となっています。」と述べています。